NFL中継の実況にアメフト経験者が参入。
スポーツ専門チャンネルの増加で発生しているのが実況アナウンサーの不足。とくに専門チャンネルで求められる知識レベルは高いため、SNSにはどうしても実況への不満が書き散らかされることになります。
それについては需要の急増に供給が追いついてないわけで、少しずつ育成していくしかないのですが、まずできることとしてその競技の経験者を起用すること。これなら一定レベルの知識は保証されます。
ということで、最近NFL中継にデビューしたアナウンサーをふたり紹介。まずは日本テレビの山崎誠アナ。
日テレと言えば先日までラグビーワールドカップを放送していましたが、山崎アナもラグビー班の一員として世界規模の大会に関わりました。同じフットボールを通じて得た経験はアメフトにも活かされることでしょう。
DAZNではフリーの長澤洋明アナがデビューしました。アナウンサー経験はなく、一般の企業から「鉄人」の異名を持つ谷口廣明アナの事務所「Sports Zone」の門を叩きました。厳しい(?)研修を経て、10月から実況デビューしています。
ラグビーの経験者でもあるとのことで、これからのシーズンでも出番は相当ありそう。さらに鍛えられると期待しております。
アメフト界には有馬隼人さんという偉大なロールモデルがあります。大学時代はスター選手。その後TBSのアナウンサーとなりましたが、選手として復帰するために退社。引退後はフリーアナと社会人チームのコーチという二足のわらじで活躍中です。
もちろん、特定の競技だけでは需要が減ったときに対応できなくなりますし、多くのスポーツを知っておいたほうが話の幅も広がります。
今後は他の競技での仕事もみてみたいところですが、実況アナウンサーの育成のあり方という点においても、局アナとフリーという出身が異なるふたりの今後を見ていきたいところです。有馬さんに追いつけ追い越せ。がんばってください❗️
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