【随時更新予定】CL/EL入札、フランス・ロシア・ドイツ編
【最終更新 12/12】
現時点でのまとめです。
●フランス: beIN Sports、Canal+、TF1(決勝戦のみ)
●ドイツ: Amazon、DAZN、ZDF(決勝戦のみ)
●ロシア: 不明
【初出 11/30】
すでに開始されている2021-22シーズン以降の欧州CL/EL、ならびに新設されるカンファレンスリーグの入札。すでにアメリカ(CBS)とイギリス(BT Sport)が終了していますが、年内にまだいくつか決着しそうです。
11/25〆切: ロシア
11/27〆切: フランス
12/3〆切: ドイツ・オーストリア・スイス)(いわゆるDACH)
以下の記事ではフランスの動向について展望。現在放映権を持つAlticeに対し、Canal+、beIN Sports、そしてスペインのMediaproが参加する見込みとのこと。
Alticeは通信会社でフランス国内では「SFR」のブランドで展開。試合中継は傘下のCATVなどで行っています。なお、フランスの法律により決勝戦は無料放送が義務付けられているとのこと。いわゆるユニバーサル・アクセスですね。
SFRはAlticeに買収される前はメディア大手のVivendiの傘下でしたが、その後VivendiはCanal+を買収しているため、ある意味因縁の対決みたいな感があります。
ということで、これらの国の動向については決まり次第追記していく予定です。入札の過程を通して世界の放送局や通信会社を知れるのは個人的に楽しみでもあります。
【追記 12/2】
フランスの結果が出たようです。
全138試合(プレーオフ~準決勝)のうち104試合がbeIN Sports、34試合がCanal+に決まったとのこと。Canal+は試合数こそ少ないものの、開催日ごとに試合を選択できる優先権を得ています。
また、放映権料は推定3.75億ユーロ/年で、従来より約20%上昇したそうです。
また、無料放送が義務付けられている決勝戦については民放局のTF1で放送されるとのことです。
【追記 12/3】
Mediaproが結果を不服として訴訟の準備をしているとのこと。そこまで執着するというのも放映権ビジネスの恐ろしさでしょうか。
【追記 12/10】
ドイツの落札者はなんとAmazon!
先日イギリス国内で初めてプレミアリーグを配信。フランスでも全仏オープンテニスの一部権利を獲得していますが、ドイツにも進出してきました。
ただし、落札したのは複数のパッケージのうちのひとつで、火曜開催の試合について優先権を得ています。まだSkyやDAZNなどにも可能性が残っているようです。
【追記 12/12】
ドイツのもう1社はDAZNです。Amazonが火曜開催の試合から毎節1試合を優先して配信し、他の試合をDAZNが配信します。
また、決勝戦については公共放送のZDFが無料放送します。
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