F1、イギリス国内の地上波削減で視聴者急減。

ルイス・ハミルトンが6度目の王者となった昨年のF1でありますが、彼の母国イギリスではF1の視聴者数が減ってしまったとのこと。

その理由は無料放送の減少にあります。一昨年までは無料局のChannel 4と有料局のSky Sportsがシェアしていましたが、昨年はイギリスGPのみがChannel 4で生中継され(他はハイライト)、Sky Sportsのほぼ独占となりました。

内訳としてはSky Sportsが前年比220万人増の2,010万人だったのに対し、Channel 4は1,080万人減の3,470万人。トータル860万人減の5,480万人となっています。

もちろん多少減るのは想定内でしょうけど、未来に向けて種をまくという意味ではこの決定が正しかったのか。無料で観られる機会が減ったスポーツは先細りしていきます。
日本でもホンダが奮起しているものの、日本人ドライバーの参戦はなかなか叶いません。もちろん以前より参戦のハードルが格段に上がっているという事情はありますが…
面白かったのが、ドイツGPのハイライトの視聴者数が前年を上回ったとのこと。雨で混乱が発生し、メルセデスが醜態をさらしたこのレース。結果を先に見て興味がわいた人が多かったようです。いくらハミルトンが母国の英雄だとしても、勝ちすぎると判官びいき的なものは出てくるんですね。
ついでなので、NFLのニューイングランド・ペイトリオッツが負けた試合が最高視聴率を獲得したという記事も紹介しておきましょう。

こちらもベテランQBのトム・ブレイディ中心に王朝を築いてきたチームですが、今シーズン終盤になって綻びが見えてきたのも事実。こういうのが見たいという人はやはり多いようです。

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