Facebook、スポーツ配信権獲得に後ろ向き。
Facebookの動画配信プラットフォーム「Facebook Watch」。筆者はFacebookこそ使っているものの、動画はほとんど観ておらず…すみません。
今年はこのFacebook Watchで配信するオリジナルコンテンツになんと14億ドルの予算を用意しているとのことですが、その中でもスポーツ関連の投資については見直しが入るとのこと。要するに高いモノには手を出さないということですね。
日本ではスポーツ中継は目立っていない、というかほとんど権利はとっていないかと思いますが、本国アメリカやインド・南米などでは積極的に展開しており、いくつかの重点的なマーケットでテストを兼ねつつ進めていった感じでしょうか。
同じGAFAの一角であるAmazonが最近攻勢をかけているのとは対照的です。もちろんプライム会員という他の収益源をもつAmazonとは戦略が異なって然りなのですが、世界のマーケットにとっては巨大なプレイヤーが姿を消すことの影響は大きいでしょう。
動画プラットフォームの巨人であるNetflixはスポーツのライブ配信に手を出さないことを明言。代わりにドキュメンタリーの制作に積極的です。サービスによってさまざまなアプローチがあるのは当然のことですが、基本的に無料のビジネスモデルであるFacebookにとっては少々無理があったのかもしれません。
とは言え、巨額の投資を続ける方針は維持されますので、グローバルを舞台とした動画プラットフォームの戦いはまだまだ続くことになります。
0コメント