【BOX】井上、村田、そして亀田。
ボクシングの情報が賑わっております。
トップランクと契約した井上尚弥選手はいよいよラスベガス進出。4/25(現地時間)に3団体統一を懸けてカシメロ選手と対戦します。前回のドネア戦で負った眼窩底骨折の回復具合が気になるところですが、決まったからには順調と解釈したい。
トップランク→ESPN、PBC→FOX、マッチルーム→DAZNという勢力図の中、異なる陣営どうしの対戦はなかなか組みにくい現実がありますが、カシメロ選手はパッキャオ選手がプロモートしているとのことでハードルは高くなく、本人も対戦を強く希望していたとのこと。
放送局についてはアメリカではESPN、日本ではフジテレビかWOWOWとなるでしょう。日本時間では昼頃になると思われますので、フジテレビが生中継に踏み切るか、もしくはゴールデンタイムに録画中継となるかが注目ポイントです。
同じくトップランク傘下の村田諒太選手。最近になってカネロ選手との試合が決定か？とも囁かれていたのですが、残念ながら流れてしまったとのこと。
ご存知の通りカネロ選手はDAZNと超大型契約を結んでおり、対戦を希望する選手も絶えません。いったんは実現に向かった理由も、破談になった理由もいろいろ考えられて書ききれませんが、まぁ一筋縄ではいかんなと。
まだ年内開催の可能性は残されているそうですし、(同じくDAZNと契約する)ゴロフキン選手もターゲットに入ってますので、実績を積みながら粘り強く交渉するしかありません。
この話題にも触れておきますが、やはりJBCが亀田陣営を追放したのはやりすぎだったということのようです。JBCには支払い能力がないとのことで、いったん解体を余儀なくされるのでしょう。
いわばテレビの申し子と言える亀田家ですが、いまや日本のボクシング界は本物志向が強まっており、その過渡期に咲いた最後の花だったのかもしれません。TBSも井岡一翔、田中恒成を擁し、大晦日の直接対決も噂されます。テレビもファンも変わりつつあるのです。
直近の話題はワイルダーvs.フューリーの再戦でしょう。ESPNとFOXが共同でPPVを実施するこのカードは200万件超えが期待されております。なお日本での放送はWOWOWです。
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