裏DAZN?マッチルームが独自OTT立ち上げ。

DAZNとタッグを組みボクシング界で嵐を巻き起こしているマッチルームですが、ボクシング以外のスポーツイベントも主催しており、ダーツやビリヤードなどに力を入れております。日本のDAZNでも配信されてますね。

DAZNが5月からグローバルに向けてボクシングを配信するのと並行し、マッチルームでも4月に「Matchroom Live」を立ち上げると発表しています。
上記のイベントのオンデマンド配信やハイライトを無料で視聴できるほか、放映権が販売されていない国についてはライブ配信も行われるとのこと。

ならば新しいDAZNで配信すればいいのでは…とも思うのですが、放映権を販売済みの放送局への配慮もありますし、ダーツについては「PDCTV」というストリーミングサービスがすでに存在しています。ちなみに先のリリースもなぜかPDCTVのサイト内に掲載されています。

とはいえ、将来的にDAZNに吸収される可能性も当然あります。マッチルームとDAZNの契約は2021年までとなっていますが、その先になにか動きがあるのかも。それまではいわばDAZNの別動隊といった感じの位置付けになるかもしれません。

他にもDAZNがグローバルに販売できるコンテンツとしては女子テニス(WTA)やバスケ(FIBA)もありますが、いきなり全部DAZN独占にできるわけではありません。代理店として主催者の利益を最大化するために動く義務があります。

現状、自らの手でコントロールできるのはボクシングしかないというわけですが、もちろんコンテンツを増やすための努力はしているはずで、どんな方向から球が飛んでくるか楽しみでもあります。

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