ベラルーシリーグ、観客ありで通常開催中。

これもエイプリルフールに準ずる話題かもしれませんが、ウイルスが世界中のスポーツを止めてしまっている現状でも、まだ開催を続けているところはあります。

無観客であれば日本でも公営競技が続けられていますが、観客を入れての開催となるとヨーロッパでは唯一、ベラルーシリーグが実施中とのこと。娯楽が不足していることから10か国に放映権が販売されているそうで。

観客数はさほど多くなく、またベラルーシ国内の感染者数も(発表されている数字では)比較的少ないという状況はあるものの、今後問題視されるであろうことは言うまでもありません。
年俸よりも出場給のウェイトが大きいことも理由としてあげられています。健康と経済のリスクを天秤にかけながら選手たちもプレーしています。筆者としてはこれを上から目線でバッサリと批判する気にはなれません。

ファイトマネーで生活している格闘技の選手などはさらに深刻でしょう。そもそも年に数試合しかできないだけに、試合が中止となれば被害は甚大です。日本でも某格闘技イベントの「強行開催」が大きな話題となりましたが、開催の可否とは別として、選手たちの想いにも寄り添いたいところです。

健康あってのスポーツではありますが、それで生活している人たちもたくさんいます。世界の経済が大きく落ち込む中、エンターテイメントへの支援は後回しにならざるを得ないのもまた事実。ひと口にアスリートファーストとは言っても、その内状は複雑です。
「Flash Score」というサービスでサッカーの開催予定を確認してみたところ、中東やアフリカなどで開催される国があるようですが、無観客かどうかについては情報が得られませんでした。
日本でも選手の感染者が出始めています。極限まで体を絞り、また使える薬に制限があるアスリートにとって感染症のリスクは高いです。それゆえに慎重にならざるを得ませんが、早く試合が再開される日が来るためにも、いまは世界が団結して戦う時期でしょう。

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