『いだてん』再放送は予定通り。

エイプリルフール企画でもやろうかと考えてみたのですが、やはりこの情勢の中でうまいことを思いつくわけもなく。

でも『いだてん』が当初の予定通りに再放送されるとのことで、ウソのようなホントの話として本日の話題にしました。毎週月～水曜日に1話ずつ放送されます。

こんな情勢だからこそ改めて『いだてん』を評価してみたいのです。1940年の開催を返上せざるを得なかった悲しみや、1964年の開催直前のバタバタぶり。当時も決して日本国民が一枚岩だったわけではないのです。

オリンピックが掲げる理想と現実のギャップ。カネがなければ大会は開けず、カネを得るには政治との絡みは避けられない。それでも人々は知恵をめぐらし、ギャップを埋めようとする。災害や戦争に翻弄されながらも、それでも立ち上がる。そんな努力する人々の姿が描かれております。

さまざまな利権については当ブログでもいろいろとお伝えしましたが、理念さえ失われなければそれを乗り越える叡知も出てくるはず。こんなブログを作っている筆者ではありますが、だからこそ忘れてはいけないものがあるとも思っています。