ラ・リーガ、放映権の3年サイクルを撤廃。

本日はスペインの話。ラ・リーガは6/12再開をめざしトレーニングを再開。政府の許可も出たとのことですが、甚大な被害を出した中でも再開を急ぐ背景には、90日間以上の中断が発生した場合には放映権料の一部返還があり得るとの話も。

そんな中でも来季以降の入札の話は進めなければならないのですが、EU圏内への放映権については従来の3年サイクルを撤廃することが決まったとのこと。もともとスペイン政府が3年にせよと規制していたそうですが、今後はEUのルールに合わせるのだとか。
スペインが、そしてヨーロッパが大きく傷ついている現在において、サッカーの経済規模も一時的には縮小せざるを得ません。より長期の契約に切り替えることができれば安定的な収入を得られますが、今後も値上がりすると見込むのであればそのままにするでしょう。

ラ・リーガがどんな判断を下すかは分かりませんが、放映権料バブルはいったん崩壊したと言ってよいかと思います。いつかは崩壊する運命にあったのでしょうが、こんな理由で強制的に終わらせられるというのは正直望んでいた未来ではありませんね…

これはEU圏内の話なので日本とは関係なく、旧スポナビライブ(ソフトバンク)が結んでいる契約は4年とされています。それが今季で切れるらしいという話は以前にも触れました。

次がどこになるにせよ、再び4年、あるいはそれ以上の長期契約となればEU圏内での戦略にも影響はあるでしょう。日本のサッカー界も早く立ち直らなければいけませんね。

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