ある意味リアル?力勝負のバーチャル自転車レース。

リアルなスポーツイベントが開催できない中、バーチャルでのイベントを開催する動きがいくつか出てきております。筆者もいくつか拝見しましたが、バーチャルとの親和性が高いのはやはりレースものではないかと。とくにモータースポーツと自転車です。

モータースポーツはシミュレータ文化があり、実車を操るレーサーもシミュレータを使ってトレーニングを行うことが多いです。自転車は室内のトレーニングマシンをネットに接続することで、実際に体力を使ったレースが繰り広げられます。

また、両者ともヘルメットやアイウェアによってレース中の顔が見えないという共通点があり、選手の素顔が見られることもファンにとっては魅力でしょう。

モータースポーツの話題は次回にまわし、まずは自転車を取り上げます。題材は4/22~26に開催された「デジタル・スイス5」です。

もとは6月に開催される予定だった「ツール・ド・スイス」の代替イベントとして企画されたこのレースは、実写の風景映像にCGを合成して雰囲気を作り上げています。

日本でもJSPORTSがコメンタリー付きで放送しました。昨年までツール・ド・スイスはDAZNで配信されていましたが、ご存知の通りDAZNは撤退したため獲得に障害はなかったようです。
レースの内容については解説者として出演した栗村修さんのブログを読んで頂くのがもっともわかりやすいかと思います。もちろん実際のレースとはまったく別物なのですが、それゆえに別の楽しみ方ができるイベントでした。
英語コメンタリーでよければ、ハイライト映像は主催者として名を連ねているVeronのYouTubeチャンネルから視聴できます。また、フルの映像はオリンピックチャンネルで視聴できますので、雰囲気だけでも味わってみてください。
また、別の記事で取り上げました「Tour for all」のハイライト動画も公開されています(日本語コメンタリーあり)。こちらは空気抵抗の低減を再現していたり、レース中に使えるアイテムを用意するなどより戦略的になっています。さすがに妨害アイテムはありませんが(^-^;

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