セリエA、放映権料に加えカタールの怒り再燃。

ヨーロッパでは最初にコロナウイルスの爆発的流行が発生し、多大な犠牲者を出すこととなってしまったイタリア。セリエAについても再開の意思は持っているものの、いまだ見通しが立たぬ状況です。

5/1には全クラブによるビデオ会議が開かれ、改めてリーグ打ち切りは行わないと決議したそうですが、この日は放映権料の分割での支払日でもあったとのこと。

セリエAの放映権は、国内向けがSkyとDAZN、国外向けがIMGとなっておりますが、3社とも支払いを保留。金額は合計で4億ユーロを超えると推定されています。
さて、IMGを通じて多くの国に向けた放映権を購入しているのがbeIN Sportsです。beINは、昨年のスーパーカップがサウジアラビアで開催されたことにご立腹でしたが、ここに来て契約解除を辞さない態度を示しているとのこと。

サウジ資本によるニューカッスル買収計画の話はこの前に書きました。スペインでもスーパーカップがサウジで開催されました。beIN Sportsは試合が開催されないことの被害に加えて、サウジによる被害も受けている状態であり、この怒りの矛先がどこに向かうのか。各国とも戦々恐々でしょう。
●イタリアの状況(5/4現在)
感染者数: 210,717
死者数: 28,884
人口: 6,050万人

●カタールの状況(5/4現在)
感染者数: 16,191
死者数: 12
人口: 270万人

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