改めて振り返る、ポストコロナのスポーツOTT市場。

この記事が掲載されたのは5月になりますが、Omdiaという調査会社のアナリストが見解を述べている記事を紹介します。

この記事はDAZNの親会社にあたるAccess IndustriesのWebサイトからリンクされていたので、信頼度が高そうと思って取り上げるものです。
コロナ禍に見舞われる前の数字ではありますが、DAZNの契約者は641万人で、2023年には1,164万人に達する--との予測は注目に値します。

以前、契約者が800万人に達したという記事を取り上げたことがありますが、これは瞬間最大風速的なもので、ベースとしてはこの程度なのかも。また、日本では冬場に契約者が減るといった事情もあるでしょう。

将来予測はコロナ禍によって大幅な減速を覚悟しなければならないでしょう。それを埋めるには新たな市場参入の成否が問われます。ボクシングによるグローバル展開と、いくつかの国ではこれまでと同様のローカライズ戦略がとられるはずです。

ボクシング興行が7/24に再開されることが決まり、βテストの募集も開始されました。9月には正式ローンチの見込みですが、その際に大きなカードをどれだけマッチメークできるかが大きな鍵となります。

ただ、キャッシュの余裕は以前ほどなさそうですから、既存の契約の枠組みの中でやりくりせざるを得ないのではと。そうなると、カネロ戦を早く決めないといけないですよねぇ…。

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