MLB開幕決定で「SPOZONE」本格始動。
金持ち同士の醜い争いと散々こき下ろされながらも、ようやくMLBの開幕が決定。シーズンは60試合と大幅に短縮され、ナ・リーグもDH制になったり、延長タイブレークが導入されるなど、ベースボールの伝統がかなり崩された感があります。
また、マイナーリーグは完全に中止となり、多くの選手が行き場を失うというこれまた異常な事態です。
それでもとにかく試合は行われるわけで、日本では今年から「SPOZONE」がMLBのネット中継を行うことを発表しています。
SPOZONEは今年春にはすでに開設されていたサービスですが、コロナ禍によってしばらく配信する試合はなし。しかし、MLBの配信をすでに予告しており、アーカイブ映像が視聴できるようになっていました。
5月には韓国プロ野球(KBO)の配信を開始。ようやくライブコンテンツができました。SPOZONEを運営している会社については、以前記事にしているのでこちらもあわせてご参照ください。
SPOZONEの発表によると、現時点で今シーズンのMLBをネット配信するのはSPOZONEのみだとのこと。昨年はDAZNでも配信していましたが、今年はなくなる可能性が出てきました。
昨年も、DAZNは日本語コメンタリーをやめるのではという説が流れておりました。結果的には大谷選手所属のエンゼルス戦のみコメンタリーが付きましたが、もし今年の権利がないと分かっていたのならば、そこまで力を入れられないというのも理解できなくもありません。
開幕の遅れでSPOZONEも痛んでいるはず。まだ体力の少ない新興企業だけにダメージは深い。それを補うために独占というカードを切るというのも、なかなか大きなギャンブルのように感じますが…さてどう転ぶのでしょうか。
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