テレ朝、AFCの放映権喪失か。やべっちも終了へ。

「やべっちF.C.」が終了するとのニュースが広がっています。最初に東スポが報じると、日刊スポーツやスポニチも追随しました。

かつては誤報の代名詞だった東スポも、夕刊紙のメリットを活かしてMLBや海外サッカーに力を入れるようになってからは侮れない存在となっております。
ただ「スクープ」と称してますが、3月の時点でサイゾーが報じているのです。この時点ではさすがに信憑性がはかれず、当ブログでも懐疑的に取り上げましたが、どうやら正しかったようです。ごめんねサイゾー。
スポニチによると、テレビ朝日が「海外サッカー」の放映権を失ったことが終了の一因であると伝えていますが、これはAFC(アジアサッカー連盟)との契約が今年で切れることを指しているものと思われます。(いまは試合が開催できない状態なので、なんらかの補償があるかもしれませんが)

つまり「絶対に負けられない戦い」でおなじみ日本代表戦のことであって、海外リーグの話ではありません。紛らわしい記述です。おそらく芸能記者が書いてるのでスポーツには詳しくなさそう。

この話もサイゾーが伝えていたので、参りましたと言うしかありません。

あとはやべっちのギャラが高い説もありますが、これはさすがに当ブログの範疇ではありませんので何とも言えません。これこそ芸能記者の守備範囲でしょう。
AFCの話は以前記事にしているのでよろしければこちらもご参照ください。
あと、日刊スポーツの記事に以下の記述があったことにも触れておく必要があるでしょう。

関係者は「17年に配信大手のDAZNがJリーグの放映権を10年契約で獲得したことで、試合中継の番組制作権がテレビ局から離れました」

これは何を言ってるのかよくわかりません。DAZNが放映権を獲得してから、Jリーグの映像はリーグが自ら制作しています。それ以前はスカパーが制作していました。

スカパーをテレビ局とみなせば読み取れなくもないですが、いずれにせよテレ朝にはもともと権利などありません。なお、映像使用の窓口はJリーグであり、DAZNが許可を出すわけではありません。

それ以前にDAZNは「やべっち」の提供に名を連ねているのです。ファンを増やす入口として地上波での番組が果たす役割は誰もが認めるものでしょう。シンプルに残念な話題でした。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000