【本の紹介】ざんねんなオリンピック物語
東京五輪の開会式まであと一年の予定です。開催への是非はあるかと思いますが、コロナの早期収束を願う気持ちは変わらないかと思います。
この日はやはりオリンピックの話題を取り上げたいと思ったのですが、たくさんの話題がまとまっているこの本を紹介するのがいちばん分かりやすいかと思いました。
近代オリンピックの光と陰。おカネの話もドーピングの話も政治の話も人種差別の話もみんな載ってます。いい話もくすっと笑える話も載ってます。ちなみにカバーを外すと古代オリンピックの話も載ってます。
この本が発行されたのは今年の2月。まだコロナの影は薄く、あとがきにも書かれていますが、アメリカとイランが戦争寸前か?と騒がれていた時期でした。それから半年で世界は一変してしまったのです。
一年後のことはまだ分かりません。もし幸いにもオリンピックが開催できるのであれば、新しい世界に見合った新しいオリンピックの姿を見せてほしいし、見たいと思っています。
人間には汚いところもいろいろあるけど、苦難を克服してきた歴史があります。そして、自らの限界に挑むアスリートの姿は美しいものです。いまはただ祈るだけです。
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