リーグ・アン、しれっとDAZNが継続。
欧州CLのベスト4はブンデスとリーグ・アンから2クラブずつに。バイエルンとPSGはわかるとしても、ライプツィヒとリヨンの躍進はさすがに予想しづらく、異例のシーズンらしい結果となっています。
ブンデスについてはスカパーが来季からの5年契約を発表していますが、リーグ・アンの来季はどうかというと、とくにプレスリリースが出ることもなくDAZNのカレンダーに載っておりました。
リーグ・アンの国外向け放映権はbeIN Sportが保有。2011年に3年契約を結んだ後、2014年に契約延長。10年間という長期にわたるものです。
Jリーグのようなこれから発展するリーグならともかく、リーグ・アンが10年というのは安定的な収入をもたらす反面で過小評価につながる恐れも。国内については来季から値上げを勝ち取っておりますが、こうやって結果が出ると不満の声も増すことになります。
DAZNがリーグ・アンに関するプレスリリースを出したのは2018年11月のこと。その前のシーズンも配信はありましたが、このシーズンは途中での発表となっています。
beINの10年契約というのは販売サイクルを考えるといささか難しく、単純に割ると単年・2年・5年・10年のいずれかとなり、一般的に多い3~4年のサイクルとはズレが生じます。
DAZNは契約年数などを公表していませんが、2018年の時点ではbeINの契約は残り6年であり、単年・2年だけでなく3年のサイクルで売ることも可能な状況ではありました。
リーグからは長期契約を結ぶ一方で、販売に際してはリーグの将来価値を見据えたサイクルを決めることになります。もしあえてサイクルを短めにしていたのであれば、なかなかの商売上手ということになりますが…さてどうでしょう。
欧州の主要リーグではセリエA、ラ・リーガ、あとポルトガルの動向が確定しておりませんので、発表があり次第またお伝えしていく予定です。
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