リアルが延期の間にオリンピックチャンネルの視聴者増。

バッハIOC会長が来日中です。一部のメディアでは東京五輪の中止を話し合うためだといった記事が出ておりましたが、そんな話は現在のところありません。

中止を主張するのは一向に構わないのですが、事実に基づいた記事を書いてもらわないと、それは単なる願望でしかありません。事実と意見を分けるのはメディアの基本ではないか…とうだうだ書いたところで、本日はオリンピックに関する話です。
2016年夏、リオ五輪の終了後に開設されたオリンピックチャンネルはIOC自らが運営するOTTであり、のべ50,000時間に及ぶアーカイブを保有します。また、ライブ配信にも力を入れており、五輪種目にない競技の配信も行っています。

日本ではあまり目立つ存在ではありませんが、これもオリンピック・ムーブメントの活動の一環。4年に1度の競技大会だけがオリンピックではないのです。

もちろん競技大会が最大のイベントであり、かつ巨大な集金装置であることは言うまでもありませんが、その柱が揺らいでいるいまだからこそ、オリンピックチャンネルの存在価値が試されています。
開設から4年を経過し、動画ののべ視聴回数は33億回に。また、視聴者は昨年と比べて65%増を記録したとのこと。

このコロナ禍においては、アスリートをゲストに招いてのトークライブやおうちトレーニングの中身を紹介。日本からも大坂なおみ選手や八村塁選手が出演しておりました。また、放送枠の穴埋めとしてのアーカイブ利用も盛んだったとのこと。

本記事ではオリンピックチャンネルのゼネラルマネジャーであるMark Parkman氏のインタビュー記事を紹介しておきます。
欧米で再び感染者が増加に転じる中、いくら日本が対策を頑張っても東京五輪をとりまく状況は厳しいですが、それを受け止めたうえでオリンピアンを目指す世界のアスリートや関係者、そして若者たちに対してどんな貢献ができるのか。長いトンネルの中にいるいまだからこそ、考えられることはいろいろあるかと思います。

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