NHK、大谷開幕戦を地上波で。MLB放映権料は?
労使交渉が長引き開幕が遅れたMLBですが、4/8(日本時間)に開幕を迎えます。
開幕戦のアストロズvs.エンジェルスの試合について、NHKは総合テレビで放送することを発表しています。また、NHKプラスでも配信するとのこと。
◤MLB2022⚾開幕◢
— NHKスポーツ (@nhk_sports) April 1, 2022
大
谷
翔
総 平
合 ・
テ 開
放 レ 幕
送 ビ 戦
決 で
定
総合🔴4/8(金)午前10:05
アストロズ vs. エンジェルス
BS1🔵4/8(金)午前3:15
ブルワーズ vs. カブス
NHKは今季もエンジェルス戦を中心に多数の試合を中継する予定ですが、MLB中継は受信料の無駄遣いだとアンチNHKの方からはやり玉にあげられがちな存在でもあります。
NHKは今後スポーツの放映権料を削減する意向を示しています。いまは大谷選手が歴史に残る活躍を見せていますが、やがてはMLBとて聖域ではなくなることでしょう。
MLBの日本における放映権ですが、2020年まで電通が代理店契約を結んでいた記録は残っています。2021年以降もおそらく継続していると思われますが、まだ資料が見つかっていません。
電通からNHKや民放各局、そしてJ SPORTSに卸されていますが、日本テレビは含まれません。日テレはMLBの報道を写真のみで行っています。
金額なのですが、年間6,200万ドルとする記事があります。そのうち多くの割合をNHKが占めているものと考えられますので、40~50億円くらいは動いていてもおかしくないかと。
また、DAZNに年間400万ドルで卸していたという記載もあります。これは2019年までで、2020年からはSPOZONE(現SPOTV NOW)に権利が移っていますが、その記録は見つかっていません。
2021年からSPOZONEはABEMAとタッグを組んでいます。また、今年からはHuluも配信を開始します。
Huluは本国ではディズニーの傘下であり、日本では日テレの傘下にあります。
日テレが権利を持ってないのにHuluに行くのというのもまた面白い話ですが、今後どんなルートで権利を獲得したかが分かればより深い考察ができるものと思われます。
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