W杯ぎりぎり決着のタイ、FIFAからイエローカード。

ワールドカップの開幕ぎりぎりまで放映権が決まらなかったタイ。開会3日前にようやく政府当局が購入することで決着し、手をあげたテレビ局に権利が配布されたのですが、なんとFIFAから警告を受けたと報じられています。

その理由は、タイの放送が隣国・ラオスからも視聴できてしまうことにあります。ラオスは今回のワールドカップが放送されていない国なのです。最後まで放映権が販売されることはなく、やむなく「FIFA+」で試合が配信されているとのこと。


ラオスではTrueVisionなどタイの放送局と契約している人も多く、FIFA+の英語コメンタリーよりも地元の言語のほうが理解できるという事情もあるそうですが、FIFAとしてはタイの放送局がきちんと権利をコントロールできていないことを問題視しているというわけです。

国家当局が権利を購入したわけですから、これは国家の問題ということになります。もしこの問題が解消できなければ、FIFAは決勝戦の権利を取り消す可能性があるのだとか。さすがになんとかすると思いますけど…まぁ始まってからもいろいろありますね。

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