デビスカップ、Kosmos社との25年契約を5年で終了。

デビスカップを運営するITF(国際テニス連盟)は、投資会社・Kosmosとのパートナーシップを終了したことを明らかにしました。Kosmosは元バルセロナのジェラール・ピケ氏が率いる会社であり、楽天の三木谷社長も共同で出資しています。

両者は2018年に契約を結び、Kosmos社は25年間で総額30億ドル(年1.2億ドル)を支援するという実に壮大なものでしたが、わずか5年で打ち切られることになりました。なんか、最近長期契約が打ち切られるという話が多いような気がします…


理由については、やはりというか財政面の問題のようで、Kosmos社が思うよりもスポンサーを集められていないのでしょう。2019年からは従来のホーム&アウェー方式を集中開催に改めていますが、評判はいまいちだったようです。


デビスカップは今年からATPツアーに組み込まれることとなりました。ITFはKosmosと別れ、ATPに接近することで立て直しをはかることになります。ITFは今年の大会を単独で運営し、予定通り開催するとあわせて発表していますが、来年以降はまた日程やフォーマットに見直しが入ることになりそうです。

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