PLMはなぜDAZNにも放映権を売るのか。
スポーツ報知がPLM(パシフィック・リーグ マーケティング)に取材した記事が掲載されていました。サッカー担当の記者が取材したとのことで、このようにな見出しになっています。
PLM社は自ら「パ・リーグTV」を運営するほか、DAZNや楽天・ソフトバンクにも放映権を販売しています。独占しない理由としては「露出と収益のバランス」という至極真っ当な回答でした。独占のほうが金額をつり上げることができるものの、露出は減ります。
もっとも、買い手が複数いるからこそこのような施策ができるとも言えます。その点では、球団の親会社でもある楽天とソフトバンクの存在は大きいです。
独占/非独占の問題のほか、無料か有料か、サブスクかPPVかというビジネスモデルの問題もあります。PPVについては一部導入しているそうですが、基本的にはサブスク中心とのこと。その理由も「野球は試合数が多いから」というやはり真っ当なものでした。
さて、DAZNらは2018年から5年契約を結んでいました。すなわち昨年がひと区切りです。今年についてもDAZNでの配信は続くものと思われますが、新たな契約についてPLMからとくに発表はありません。
3社と契約するにあたっては、各社からプランを提供してもらい、シビアな交渉が行われたと言います。新たな契約では何が変わったのか。金額はアップしたのかも知りたいところです。
これに関連して、ソフトバンクは「ベースボールLIVE」を3月から有料化することを発表しています。月額550円で、来年3月からは660円になるとのことです。
これにともない「Yahoo!プレミアム」会員向けの提供は終了します。ソフトバンクおよびワイモバイルの契約者はYahoo!プレミアムが無料だったので、実質無料でパ・リーグの試合を視聴できたのですが、今後は別料金となります。
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