【速報】バスケットLIVE、Yahoo!プレミアムから離脱へ。

株主総会のシーズンだからか、大きな発表が続いています。


ソフトバンクは、Yahoo!プレミアム会員の特典として提供してきた「バスケットLIVE」を9月中旬で終了すると発表しました。バスケットLIVEはソフトバンクおよびワイモバイルの契約者は無料、それ以外の人も月額508円で加入できるサービスですが、目玉のひとつとも言えるコンテンツが外れることになります。


バスケットLIVEはAmazonプライムビデオのチャンネルとしても提供されていますが、ほとんどの会員はYahoo!プレミアムから視聴しているものとみられますので、サービス内容が根幹から変わることになります。新しいサービス内容については後日発表とのことです。

さて、今後考えられるシナリオですが、主なものとしては以下の3つが想定されます。


  • ヤフーが抜けてソフトバンク単独のサービスに
  • ヤフーと合併が発表されているLINE傘下のサービスに
  • ソフトバンクが撤退し、まったく異なるサービスに


ひとつ目は、今年2月をもってYahoo!プレミアムから離脱した「ベースボールLIVE」と同様の道をたどるというものです。これは分かりやすいかと思います。

ふたつ目も充分あり得るシナリオです。ヤフーは3月に「GYAO!」を終了し、動画関連のサービスをLINEに移行しつつあります。バスケットボールはヤフーが苦手としている若者層に刺さりやすいコンテンツということで、新たな目玉に据える可能性はあるでしょう。

最後もかなりあり得るシナリオでしょう。ソフトバンクは、Bリーグが発足した2016年に4年120億円でスポンサー契約を結び、2020年には3年90億円で更新しました。コロナ禍により19-20シーズンが打ち切りとなり、今後が危ぶまれる状態でしたが、年30億円は維持されました。ちなみにこの金額の中にインターネット配信の権利が含まれています。


3年前の記事では、ドコモとスカパーが候補にあがっていました。最近のドコモはボクシングや卓球、ラグビーといったスポーツに力を入れており、引き続き候補になり得るかと思います。スカパーは体力的に厳しそうな気もします。

ソフトバンクが継続するのか、それとも他の会社に移動するのか。どちらにせよ、Bリーグ側は増額を希望しているでしょう。増額されるから値上げするのだ、という考え方もあるかと思います。リーグにとって前向きな契約が結ばれることを期待しますが、その増えた分は何らかの形でファンから回収しないといけないのです。

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