プレミア、英国内での生中継増加へ。200→270試合に。

2025-26シーズンから新たな放映権のサイクルに入るプレミアリーグ。現在、イギリス国内では全380試合中200試合しか生中継が行われていないのですが、次期サイクルでは270試合に増やす予定と報じられています。


以下の記事によると、2024-25シーズンから生中継の試合数を増やす可能性もあると書かれているのですが、これは次期サイクルを待たずに1年前倒しにするということでしょうか。もしかしたら、次期サイクルの開始を間違えている可能性もありますが・・・。

土曜午後3時キックオフの試合については生中継を禁止する、いわゆる「3pm blackout」について、EFL側は撤廃を求めてきましたが、次期放映権の入札では結局維持される形となっています。プレミア側はもともと廃止を求めていませんので、キックオフの日時を分散することで生中継を増やすことになります。


それにより、金曜夜や月曜夜の開催が増える見込みとされています。NFLでは木曜夜や月曜夜に開催されていますので、それに近づく形となります。もちろん、これはテレビ中継を念頭に置いたもので、放映権料が飽和しつつある現状でさらなる上乗せを画策したものです。

もともと200試合しか生中継されていないというのも、我々にとっては意外に見えますが、イングランドのフットボール文化において、ビッグクラブを優先せず、地元クラブや家族や友人の応援をしたり、また自らプレーすることもまた大切なことと認識されています。270試合に増えることで、この文化もまた変質していくのでしょうか。以前の記事では260試合と書いてあるのですが、さらに増えたみたいですね。


プレミアの次期放映権の入札は10月にも始まるとのこと。イギリス国内がまず決まってから、ついで国外の入札が進んでいきます。ただ、先ほど記事にした通り、FAカップの放映権とセットにするような動きもあるとのことで、まだまだ先が見通せない状況です。

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