【速報】Bally SportsとDバックスの契約が終了。

Bally SportsがMLBのアリゾナ・ダイヤモンドバックスに対して放映権料の支払いを拒否する意向を示していた件で、米連邦破産裁判所はBally Sports側の要求を認める決定を下しました。これにより両者の契約は直ちに破棄され、Bally Sportsでの試合中継は終了しました。

Bally SportsがMLB球団のローカル放映権を手放すのはサンディエゴ・パドレスに続く2例目で、今後はパドレスと同様、MLBが映像制作を引き継ぎ、地元のCATVや衛星放送局などに卸す形となります。またMLB.TVはジオブロックを解除し、地元のファンでも視聴可能になります。

パドレスは2013年に20年間・総額12億ドル。ダイヤモンドバックスは2016年に20年間・総額15億ドルの契約を結んでいました。いずれも長期かつ高額な契約であり、破綻処理中のBally Sportsにとって重荷となっていました。


また、NBAのフェニックス・サンズは自らBally Sportsとの契約を破棄し、地元の地上波局と契約する道を選んでいます。この件については改めて記事にします。


これにより、Bally Sports Arizonaで残っているのはNHLのアリゾナ・コヨーテズのみとなっていますが、こちらの権利をどうするのか。あるいは閉局という可能性も考えられます。


Bally Sportsは現在、MLB12・NBA14・NHL12の計38チームの放映権を保有しています。MLBの行方があらかた決まると、今後はNBAやNHLに話題が移行していくことになります。

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