セリエA、次期放映権の決着は10月以降か。

イタリア国内におけるセリエAの次期放映権について、決着が長引いており、10月以降にずれ込む公算が高くなっています。


6月に行われた入札では、DAZN・Sky・Mediasetの3社が参加しましたが、いずれもセリエA側の希望金額より低く不成立に。その後は個別交渉に移行し、3社からは従来よりも改善された条件が提示されたとのことですが、決定には至っていません。

次期放映権のサイクルは23-24シーズンから始まり、期間は3~5年のいずれかとなります。セリエA側は年間12億ユーロ以上を希望しているようですが、3社からの提示額の合計は10億ユーロを下回っているとされます。現在が推定で年間9.7億ユーロほどなので、ほとんど上積みがないということになります。


ここで下された評価が、今度はイタリア国外での入札にも影響を及ぼすことになりますから、セリエA側としても必死なのですが、決定が遅くなりすぎるのも問題です。我々にとっても決して無関係な話ではないので、早期の決着を望むところです。

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