WBD、米で「Max Sports」立ち上げへ。ローカルは撤退。
ワーナーブラザーズ・ディスカバリー(以下WBD)は、傘下のストリーミングサービス「Max」でスポーツのライブ配信を開始します。10月のMLBプレーオフが最初の配信となる予定で、その後は放映権を持つNBAやNHLが予定されています。
Maxは旧ワーナーブラザーズの「HBO Max」と、旧ディスカバリーの「discovery+」を統合させたサービスですが、新しい目玉としてスポーツコンテンツを活用します。というか、もっと早くからやっておくべきだった気もしますが。
その一方で、RSN(Regionat Sports Network)の事業から今年限りで撤退することを表明しています。WBDは傘下に「AT&T Sports Net」を持ち、ピッツバーグ・パイレーツ、コロラド・ロッキーズ、ヒューストン・アストロズなどの放映権を持っています。
また、シアトル・マリナーズが大株主の「Root Sports」の株式を40%保有していますが、こちらについても手放す見込みです。これまでも買収や合併のついでにさまざまな会社が傘下についてきましたが、コスト削減が叫ばれるこのタイミングで整理したということでしょう。
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