EFL、イギリス国外の放映権販売開始。
EFLは、2024-25シーズンから始まる次期放映権について、イギリス国外での販売を開始しました。関心のある放送局に対して、RFP(提案依頼書)の送付を開始。入札期限は11月17日に設定されています。
次回サイクルは2027-28シーズンまでの4年となります。先日取り上げた通り、2028-29シーズンからEFLとプレミアの放映権(イギリス国外)は共同販売となる予定です。サイクルを合わせるために4年間となりました。
現在の放映権はPitch Internationalが代理店を務めていますが、次回については代理店との契約が結ばれておらず、EFLによる直接販売となるようです。これもまたプレミアからノウハウの提供を受けることになるのでしょうか。
現在のサイクルは2022-23~23-24シーズンの2年です。通常は3年以上のところ、2年というのは異例なのですが、これはイギリス国内と国外でずれが生じていたのを合わせるためです。
しかし、次回のサイクルはイギリス国内が5年、国外が4年となるため、またしてもずれが生じることになります。なんか面倒ですね。
最初に紹介したEFLからのプレスリリースでは、今シーズンは215試合の国際映像を提供したと書かれています。これは、2~4部リーグやカラバオカップなどを合わせた数字です。すでに国内においては、次回サイクルで年間1,059試合を放送する予定となっているため、国際映像についても大幅に増えることが期待されます。
と言っても、購入者が現れればの話です。今シーズン放映権を持つDAZNにとってはそこが区切りとなり、また新たな競争が始まります。その先に待ち受けているプレミアの入札を見据えて、どう予算を見積もるのか悩まされるところです。
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