【速報】WOWOWがNBAを放送。楽天からサブライセンス。

楽天とWOWOWは、NBAの放映権についてサブライセンス契約を結んだと発表しました。これにより、10月25日に開幕する2023-24シーズンがWOWOWで放送・配信されます。

WOWOWからの発表内容は以下の通りです。週7試合を放送または配信するとのことですが、サッカーとは異なり、各チームが週に3～4試合行うことにご留意ください。

• 毎週7試合ライブ配信、その中から注⽬の5試合を実況・解説付きで⽣中継（放送・配信）
• ⼋村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)、渡邊雄太(フェニックス・サンズ)の試合は毎週各1試合を⽣中継
• プレーオフカンファレンス決勝(最⼤14試合)とNBAファイナル(最⼤7試合)は全試合⽣中継
• NBAオールスターゲームおよびNBAオールスターサタデーも⽣中継

WOWOWがNBAを放送するのは6シーズンぶりとなります。2017年に楽天が日本における独占放映権を獲得。2017-18シーズンこそ一部の試合がサブライセンスされましたが、2018-19シーズンからは放送がなくなっています。

WOWOWにとっては、昨シーズン限りでラ・リーガの放送が終了。欧州CLの放映権も今シーズンまでで、更新が微妙な情勢となっている中で、新たな活路を求めた形です。

楽天は、今シーズンから楽天モバイルの契約者に対して「Rakuten NBA」をバンドルする一方、既存のプランについては大幅な値上げを発表していました。また、一部の試合が視聴できる「BASIC PASS」を廃止していますが、これはWOWOWとの契約を進めていたからという解釈になるでしょうか。

引き続き全試合を視聴したいのであれば、Rakuten NBAを選択することになります。ライトファンへの誘導が不足しているという指摘はこれまでもなされてきましたが、ひとつのルートを示したとは言えるでしょう。

楽天のいわゆるFASTである「Rチャンネル」の中には「NBA TV」が存在していますが、まだあまり存在が知られてませんし、日本語コメンタリーの試合もない状況なので、こちらの強化もまた望まれるところです。