Bally Sports、NBAの今季放映権をキープも来季は不透明。

破綻処理中のBally Sportsですが、NBAの15チームと結んでいるローカル放映権契約を今シーズンは維持することに合意したとのこと。

もともと16チームと契約を結んでいましたが、地元の地上波局との契約を選んだフェニックス・サンズを除いて権利を確保できたことになります。しかし、あくまでも今シーズンの話であり、来シーズンに向けての見通しはまだ立っていません。

オフシーズンに入ったMLBも影響を受けています。MLB側は、Bally Sportsに対して年内に来シーズンの経営計画を報告するように求めています。現在は11チームが契約を結んでいますが、今後の展開によってはさらなる離反もあり得る状況です。


来季の見通しが不透明だと、予算にも影響します。もちろん補強にも関わってきます。日本人選手では大谷選手がFAとなり、また山本由伸選手・今永選手がポスティングになるとのことですが、彼らの進路にも影響する可能性があります。

今シーズンの途中にBally Sportsとの契約が破棄され、MLBに移管されたサンディエゴ・パドレスですが、資金がショートし5,000万ドルを緊急で借り入れたと報じられています。


MLBによると放映権料の90%以上はカバーできているとのことなので、この件よりも単純に年俸の高騰が大きな要因なのでしょうが、こちらも来年の計画がはっきりしないと動きがとりにくいことは確かです。

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