台風と衛星放送とロード世界選手権と

台風24号がすでに猛威をふるっております。今年の天災の多さには気が滅入るばかりです。被害が出るのは避けられませんが、できるだけ最小限にとどまることを願ってやみません。

厚い雲に覆われると影響が出るのが衛星放送。とくにスカパーのCS側のチャンネルについては受信できない世帯が増えることになるかと思います。強風でアンテナがずれる可能性もあります。なんともつらいところです。

そんな中で申し訳ないのですが、気になっているのが本日16:30より中継されるUCIロードレース世界選手権・男子エリートの部。結果以前にそもそも観られるのか、という状態なのですね。

放送されるのは、普段は競輪中継を行っているSPEEDチャンネル。どうしてここが権利を持っているのかは、以前考察する記事を書いたりもしましたがやはり不明です。

ただ、日本のロードレース界は競輪の助成金がないと成立するのかすらわからない状態ですので、感謝の意味で1200円ほどお支払いするのもよいかと思います。

ちょうど月末にあたるのでちょっともったいなく感じるかもしれませんが、競輪をされない方にとっては実質PPVですし。

さて、SPEEDチャンネルは全部で5チャンネルを保有していますが、世界選手権をライブで放送するのは4番目にあたる693チャンネルです。

このチャンネルを観る方法は2つだけ。ひとつはスカパーのプレミアムサービス。すなわち専用のアンテナとチューナーが必要となります。この天候では受信できる保証がまったくありません。

もうひとつはスカパーオンデマンド。こちらであればネット経由なので天候による影響は避けられます。事実上これ一択ではないかと思われます。

私はひかりTVのユーザーですが、いちおうひかりTVにもSPEEDチャンネルはあります。でも5つのうち2チャンネルしか配信してないんですよね。おそらくCATVも同じではないかと。

ちなみに翌日午前1時から再放送がありますが、こちらは1番目のチャンネルですので視聴可能です。ライブは断念してこちらを録画するという手段もあるでしょう。公式サイトを見る限りでは、再放送はこの1回のみのようです。

なお、世界選手権の他のカテゴリーについてはYouTubeのUCI公式チャンネルで配信されています。男子エリートについて確認しましたが、残念ながらジオブロックがかかっておりました。