JLPGA来季は1試合減。主催者移管は2年延期。

JLPGAツアーの2024年の日程が発表され、既報通り「楽天スーパーレディース」が終了。来季は37試合で行われます。


また、下部のステップアップツアーについては4試合減の19試合となっています。こちらについては後日追加される含みを残しています。

楽天の撤退は3年契約が終了したことによるもので、楽天グループ自体の業績不振もあるため評価が難しいところ。7月に兵庫県での開催だっただけに、猛暑の問題があったともされていますが、楽天側と意見の相違があったとも伝えられており、真相は謎に包まれています。


裏を返せば、他の37試合は一部スポンサーの変更がありつつも維持された形です。1試合減るだけでも賞金総額や放映権料に影響しますので、なるべく減らないほうが理想ではあるのですが。

さて、JLPGAは2025年からすべての大会を自ら主催する方針を示していましたが、調整が難航しており計画を2年延期の2027年からに修正しています。まぁ、もとから簡単な話ではないことは分かっていましたので、できるところから進めていくしかないといったところです。


ステップアップツアーのほうはJLPGA主催となっているため、そちらで開催のノウハウを吸収しつつ、将来スポンサーのほうもJLPGAツアーにステップアップしていく流れが作れればよいのでしょう。なので、こちらの試合が減ったことのほうを心配すべきでしょう。

放映権の一括管理が始まって2年目。1年目は放映権料を無料としていましたが、今年から徴収が始まっています。そのためテレビ中継が減ることが懸念されましたが、今年に関しては全試合が地上波またはBSで無料中継されており、ほっとひと息といったところでしょうか。


来年もDAZNおよびU-NEXTでの配信が維持されるのか。海外の配信は増えるのかといった課題は変わりません。中継コストの削減も求められるでしょう。

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