スカパー、ブンデスのライブ配信枠を縮小。
スカパーは、ブンデスリーガのライブ配信について年明けの第17節より全試合→毎節5試合に変更すると発表しています。残り4試合は試合終了12時間後にアーカイブ配信されるとのこと。
この変更は「スカパー!SOCCERアプリ」のみに適用され、「スカパー!番組配信」では引き続き全試合ライブ配信するとのこと。すなわち、放送契約を結んでいる人は従来通りということになります。
また、スカパーでサッカーを視聴できるアプリとしては他に「SPOOX」がありますが、SPOOXがどうなるかについては発表されていません。
「スカパー!SOCCERアプリ」には、インタラクティブフィードという独自の機能が搭載されており、他のプラットフォームとの差別化につながっていますが、こちらについて何かあったのか・・・という気もします。
別の仮説としては、権利の兼ね合いがあげられます。昨シーズンの途中から、スカパーはABEMAにサブライセンスを提供しています。ABEMAでは毎節3~4試合をライブ配信していますが、サブライセンスの条件に関して何かしらの問題が発生したというのがもうひとつの仮説です。
過去に似たようなケースとしては、かつてWOWOWがオンデマンドサービスにおいてラ・リーガのライブ配信を止められたことがあります。この時も、放送契約を結んでいる人は引き続きライブ配信が視聴できる形で決着しています。
放送契約者に対するライブ配信は付加サービスだと解釈できますが、配信のみで契約している人に対しては権利のバッティングが発生するという理屈です。ただ、この仮説ではSPOOXについて説明できないので、いささか弱いところがあります。
先の発表で、スカパーは第17節の配信予定カード5試合を公表していますが、現時点でABEMAはまだ公表していません。2社のカードが重複していなければ権利の問題と考えてよいでしょう。重複があった場合にはスカパー側の理由となります。
ABEMAは堂安律選手が所属するフライブルクの試合を優先的に配信してきましたが、スカパーの配信予定カードにはフライブルクの名前がないので、重複していない可能性が高そうに思われますが・・・発表されたら答え合わせをしましょう。
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