DAZN、サウジ開催のボクシング&テニスを配信。
DAZNは、年末にサウジアラビア・リヤドで開催されるスポーツイベントをグローバルで配信します。
12月23日(現地時間)には"Day of Reckoning"(審判の日)と題されたボクシングの興行で、ヘビー級のトップクラスであるジョシュア選手とワイルダー選手が登場します。ジョシュア選手はDAZNのブランドアンバサダーでもあります。
この試合はPPVとなっており、日本では3,300円に設定されています。10月に同じくリヤドで開催されたフューリーv.sガヌー戦は1,500円でしたので、やはりと言うかじわじわと上げてきました。
以前は国ごとに細かく価格設定を変えていたりしましたが、今回はアメリカとカナダが39.99米ドル、イギリスが19.99ポンド、他の国は21.99米ドルとシンプルになっています。
サウジアラビア政府は10月から「リヤド・シーズン」と題して、多くのスポーツやエンターテインメントを誘致しています。その幕開けとなったのが先のフューリーvs.ガヌー戦であり、来年4月までイベントが続く予定です。
12月26~27日には、テニスの「リヤドシーズン・テニスカップ」が開催されます。こちらもジョコビッチvs.アルカラス戦などビッグマッチが組まれています。
この大会についてもDAZNがグローバルで配信すると発表しています。DAZNは映像制作も受注しているとのことです。
現在、サウジにはさまざまなスポーツが集中している形ですが、DAZNがサウジへの接近をさらに強めているとなると、サウジの資金がDAZNに提供される可能性が否定できなくなってきます。もしそうなった場合は、やはり倫理的な問題も出てくるのではないかと思われます。
0コメント