【速報】AmazonがBally Sportsに出資。再建に前進か。

Bally Sportsの運営会社であるDiamond Sports Group(DSG)は、Amazonと進めていた出資の交渉が成立し、Amazonが少数株主になる予定であることを明らかにしました。株式の15%を1.15億ドルで取得するとされています。


これにより、Bally Sportsと契約しているMLB・NBA・NHLの各球団の試合がAmazonで配信される見込みです。これにより昨年から続いていた破綻処理は大きく前進に向かいます。なお、あくまでローカルなので該当地域以外はブロックされます。

Amazonとの交渉は昨年末に伝えられていました。この交渉でネックとなっていたのは、DSGの親会社であるSinclairとの関係です。SinclairはCATVの会社ですから、Amazonを引き込むのは利益相反になりかねません。Bally Sportsも再建策のひとつとして自らのストリーミングサービス「Bally Sports+」を立ち上げていたのですが、普及は進みませんでした。

DSGはSinclairに対して15億ドルの賠償を求める訴訟を起こしており、いわば親子喧嘩の状態になっていました。この裁判については和解が成立し、Sinclairが4.95億ドルを支払うとのこと。また、これにより両社は親子関係を解消した形となり、Amazonとの契約も進むこととなりました。

現在DSGがローカルの放映権契約を結んでいるMLBの11球団、および昨年限りで契約満了となったミネソタ・ツインズについては今季に向けての交渉が進められており、9球団については昨年までと同条件、3球団については減額が提示されているとのことです。


この3球団については、ツインズ、テキサス・レンジャース、クリーブランド・ガーディアンズだとも報じられています。以前から危ないと名前はあがっていた球団ではあるのですが、昨年のワールドチャンピオンであるレンジャースが含まれるのはやはりショックではあります。

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