石井館長復帰のK-1、WORLD GPを復活へ。

K-1は、ヘビー級のトーナメント「K-1 WORLD GRAND PRIX」の復活を発表しました。ニューヨーク、サラエボ、シチリア、クリチバ(ブラジル)の4か所で世界予選を開催。10月に大阪で最終予選、12月に東京で決勝戦を行うというスケジュールは、かつてのK-1全盛期を思い起こさせます。

1月にはK-1の生みの親である正道会館・石井和義館長がアドバイザーに就任したことを発表しています。長く現場から遠ざかっていた石井館長の手腕は未知数ですが、いろいろな意味で原点回帰となりました。

世界に再度打って出るとなると、もちろん海外に放映権を販売することが期待されます。昨年9月に開催された「K-1 ReBIRTH」では、DAZNとFITE TV(現在はTriller TV)での配信が決まっていたのですが、直前になってキャンセルされる事態に。どんな問題があったのかは未だに明らかになっていませんが、果たして解決しているのでしょうか。

DAZNはK-1と資本提携まで結んでいたはずなのですが、この件以降新しい情報が聞こえてきません。DAZNはPFLと合弁で「PFLヨーロッパ」を設立しているにも関わらず、日本ではPFLの権利をを手放してしまいました。ここ1~2年でDAZNは海外の小規模な団体の権利を積極的に獲得しており、K-1によって日本にもこの流れが来たかと思ったのですが、この出来事ですっかり日本市場への熱が冷めてしまったようにも受け取れます。


単にDAZNとK-1だけの話ではなく、Triller TVまで絡んでいるわけですから、K-1側に何か都合の悪いことがあったのではないかと、どうしても疑ってしまいます。そこに石井館長の復帰。もちろん過去の罪は償っているとはいえ、いろいろと考えちゃいますね。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000