イージースポーツ、新規2球団を追加も値上げ。

プロ野球の二軍戦を中心にライブ配信を行っている「イージースポーツ プロ野球プレミアム」は、2024年シーズンのサービス内容についていくつか発表を行っています。


  • 今季から参入する「オイシックス」「くふうハヤテ」を加えた11球団を配信
  • 3月11日に新しいプラットフォームを開設。Amazon Fite TVやGoogle TV、Apple TVに対応
  • 3月16日に料金を改定。月額1,595→2,750円

『イージースポーツ プロ野球プレミアム』2024シーズン配信球団決定と料金改定のお知らせ

03月09日 12:25 ヤクルト 11-6 ロッテ 有料 03月09日 12:25 DeNA 6-2 オイシックス 有料 03月09日 12:55 オリックス 5-0 くふうハヤテ 有料 03月09日 12:25 阪神 8-7 中日 有料2024年プロ野球ファーム公式戦に新たに2チームが加わり、イージースポーツにおいては新規参入のオイシックス、および、くふうハヤテの2チームの配信が決定いたしました。これにより、2024年の『イージースポーツ プロ野球プレミアム』は、楽天、オイシックス、ロッテ、ヤクルト、DeNA、西武、くふうハヤテ、中日、オリックス、阪神、ソフトバンクの合計11球団の主催試合を配信いたします。新規チーム参入によりイースタン・リーグおよびウエスタン・リーグの試合数が増加するとともに、イージースポーツの試合配信数も昨年と比較して約230試合増加します。プロ野球ファンの皆様の負担が増えてしまうことは大変心苦しいものの、試合数増加に伴うコスト増を踏まえ、サービスの維持のため『イージースポーツ プロ野球プレミアム』の料金改定を実施いたします。2019年に無料での配信サービスを開始した後、2020年から有料サービスとして提供してきた『イージースポーツ プロ野球プレミアム』は、2024年3月16日(土)より、月額利用料を2,500円(税込2,750円)に改定いたします。また、2024年3月11日よりAmazon Fire TV、Google Chromecast、Apple TV など通じてテレビモニターなどでも視聴が可能になる新たなプラットフォームを開設予定です。この新しいプラットフォームは現在のプラットフォームとは異なるため、新規での会員登録とプラン加入が必要になります。現在のプラットフォームも引き続き3月11日以降もご利用可能です。新しいプラットフォームに関しては改めて告知いたします。イージースポーツは今後もファーム公式戦を通じて、プロ野球選手の勇姿をファンの皆さまにお楽しみいただける機会を創出してまいります。<新料金適用の詳細> ・金額  旧)月間1,595円(税込)⇒ 新)月間2,750円(税込) ・改定日

イージースポーツ

11球団を配信するとのことで、逆に配信されない球団は巨人・広島・日本ハムの3球団となります。巨人は「GIANTS TV」、日本ハムは「パ・リーグTV」で配信を行っていますが、広島については地元のCATV「ちゅピcom」で一部の試合が予定されている程度で、全国から視聴できる状況にはなっていません。


新球団の参入により配信予定が230試合増えるとのことですが、当然ながらコストも増加するため、値上げに踏み切ったとのこと。二軍限定で参入する2球団については、ここからの放映権料が頼みの綱となります。それゆえにきちんと配分がなされることを望みますし、若干の値上げは致し方ないところではあるのですが、1,000円を超える値上げ幅というのはなかなか厳しい感もあります。

かつては「イレブンスポーツ」でしたが、2022年にDAZNがELEVEN本体を買収すると、その看板を外して「イージースポーツ」に改名しました。


プロ野球以外にも、バレーボールのVリーグ、フットサルのFリーグと提携し、独自の配信サービスを提供しています。つまり競技別にそれぞれ別のサービスを構築していることになります。他のサービスが複数の競技を取り扱い、ポートフォリオを組んでいるのとは反対の発想です。比較的マイナーな競技は個別採算のほうがよいということでしょう。その代わり、赤字になればその競技のファンに負荷がかかることになります。

グループ会社のイージープロダクションは低コストでの番組製作に定評があり、2021年には日本テレビと資本提携を行っていますが、その一方で巨人はイージースポーツに参加していないのは上記の通りです。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000