アウェーの北朝鮮戦、一転して放送なしの危機か。

3月26日に平壌で開催されることが決定した、ワールドカップ2次予選の北朝鮮vs.日本戦。当ブログではzakzak(夕刊フジ)の記事であることをお断りしたうえで、TBSで放送される可能性が高いとしてましたが、ここに来て放送がピンチになっているとの記事が複数出ています。というのも、JFAが放送局を発表しなかったことが理由です。


別にzakzakが誤報だったと言うつもりはありません。あの国相手ですから、状況がいくらでも変化することは仕方ないのです。ということで、zakzak自らが報じた「その後」の記事を紹介すると、「日本側の代理店が降りた」ことが理由と記しています。

ということは、まだ正式な契約を結んでいなかったということになります。開催地の決定が遅れたのも理由だとは思いますが、相変わらずバタバタですね。そして日本側の代理店とはどこなのか。電通と言いたいところですが、電通でも北朝鮮とのパイプは持っていなさそうなので、在日系の会社なんですかね・・・


その他の理由としては、北朝鮮に課されている経済制裁の問題や、現地の視察ができておらず、スタッフの安全が保証できない点があげられています。

2019年に同じく平壌で開催された北朝鮮vs.韓国戦。こちらも結果的には韓国でのテレビ中継がなかったのですが、この際も同様に「北朝鮮に放映権料を支払ってもよいのか」が問題となったようです。結論としては経済制裁の対象外となったようですが、それから5年近くが経過し、国際情勢もまた変化しています。


北朝鮮側は中国の代理店を使っているとも報じられています。北朝鮮に外貨を送金することは制裁により禁止されていますが、第三者経由で送金するのはどうなのか。ともすると抜け道のように思われますが・・・。どうにしろ、あと2週間を切ったタイミングでこんなことを言い出すのは遅すぎる気がします。また続報ありましたらお伝えします。

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