【速報】「Staylive Cycling」始動。旧GCN+のレース復活へ

5月4日に開幕するジロ・デ・イタリアの放送局リストが主催者から発表されました。日本ではJ SPORTSが放送しますが、アフリカ・中東・ニュージーランドでは「StayLive」が配信することが明らかになっています。

Stayliveは以前にもお伝えした通り、スウェーデンのSpring Mediaが運営する配信プラットフォームで、ワーナーブラザーズ・ディスカバリー(WBD)と提携し、WBDが保有する自転車およびバイクレースの放映権を獲得しました。


ジロ主催者からの発表があったのでもう解禁だと思いますが、この度「Staylive Cycling powered by Eurosport」という名前でサイクルロードレースのライブ配信が正式に開始されることになりました。以下のURLからアクセスすることができます。

https://app.staylive.io/cycling

画面は以下の通りになっており、ジロ・デ・イタリアのほかにも、昨年までGCN+で配信されていたレースが配信対象となっています。前述の通り、ジロについては日本ではJ SPORTSが権利を獲得しているため配信されませんが、他のレースは視聴できるはず。

「Check Availability」のボタンをクリックすると、国ごとに視聴できるコンテンツの一覧がPDFファイルで表示されます。日本は「Group 2」に属しており、PPVでの視聴と書いてあるのですが、その下に注意書きがあり、日本に対してはジロなどを除いた形で独自のサブスクリプションを提供すると記されています。


除かれるのはジロと同じRCSスポルトが主催するレースである、グラン・ピエモンテとイル・ロンバルディアです。今年はもう開催が終了していますが、ティレーノ~アドリアティコとミラノ~サンレモと同様です。

「Get Access」のボタンをクリックすると購入ページに遷移します。「Japan Monthly Pass」と「Japan Yearly Pass」が用意されていますが、よくみると料金が変です。前者は7.49円、後者は74円となっています。いくら日本の物価が安くなったとはいえ、さすがにこれは桁を間違えてますね・・・すぐに修正されるでしょうけど。


おそらく月749円、年7,400円が正しい料金設定でしょう。GCN+は月900円、年5,500円だったので、月額では割安、年額だと割高となります。日本語コメンタリーについては期待できませんが、とにもかくにも合法的に見られる手段ができたことには安堵しています。

繰り返しになりますが、ジロ・デ・イタリアはJ SPORTSで放送されます。第1ステージについてはYouTubeで無料配信も行われます。

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