【速報】韓国のプレミア次期放映権、クーパンが奪取か。
現在、日本と韓国で行われているプレミアリーグ、およびFAカップの次期放映権の入札ですが、韓国でクーパンが勝利したとSportBusinessが報じています。
現状、それ以上の情報はないのですが、現在権利を保有するEclat Media Group(SPOTV)が敗れたとなると結構なインパクトとなります。
【追記 5/4 18:00】
まず、本記事で明記するのを失念していたのですが、今回の入札は2025-26シーズン以降の放映権が対象であり、来シーズンまでは引き続きSPOTVとなります。
某掲示板で「日本と韓国の放映権がセット」だという情報が流れているようですが、同時期に入札が実施されただけであり、マーケットとしては別です。
今回、初めてプレミアリーグとFAカップの放映権がセットで販売されたというのが大きなポイントなのですが、これがどこかで誤訳されたように思われます。
「韓国のAmazon」とも称されるクーパンは、2020年12月に「クーパンプレイ」を開始して動画配信に本格参入。サッカーを中心にスポーツの放映権を積極的に購入しており、今回の入札ではEclatにとって最強の競合相手でした。
前回の入札で日本への劇的参入を果たしたEclatですが、今回は守る立場です。奪った者はいつか奪われる運命にあります。本国である韓国市場を落としたことで、予算を日本に振り向けてくるのでしょうか。日本での入札結果はまだ出てきていません。
韓国メディアの報道によると、契約は6年間で、年間700億ウォン(約78億円)と推定されています。現在は推定3,000万ドル(約45億円)とされており、かなりの増額です。
クーパンは韓国代表のスポンサーとなっており、代表戦の中継を行っているほか、Kリーグや欧州リーグ、AFCとも契約しています。また、夏には海外クラブを招待し「クーパンプレイシリーズ」を開催しています。
サッカー以外では、3月に開催されたMLB開幕戦のスポンサーを務めました。また、2025年からF1の放映権を獲得しています。
- クーパンの主なサッカー関連の放映権契約
- Kリーグ (2022~25の4年契約)
- ラ・リーガ (2023-24~27-28の5年契約)
- ブンデスリーガ (2024-25~ 契約年数不明)
- AFC (2025~28の4年契約)
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