タイ・リーグ、開幕2週間前に放映権決着。

パリ五輪の放映権契約が開幕ギリギリまでもつれたタイですが、自国のサッカーリーグの放映権も直前まで決まらないという状況でした。


7月27日にTrueVisionsと放映権契約が結ばれ、1部リーグと2部リーグ、そしてカップ戦が放送されることが決まりました。開幕は8月9日なので、17日前ということになります。ただし、2部リーグについては30試合の放送しか決まっておらず、引き続き交渉を続けているとのことです。

実は昨シーズンは放映権契約がありませんでした。詳しい経緯は昨年書いた以下の記事で触れていますが、2021年の入札で権利を獲得したはずの会社が資金難で降りてしまい、そこから混乱が続いています。この話、リーグ・アンとよく似ています。リーグ・アンも前回の入札で権利を獲得したMediaproが降りてしまったことが発端でした。

2023-24シーズンを前に行われた入札では、前年の放映権料4億バーツから、5,000万バーツに大幅下落。この結果を不服としてリーグ側は契約を結ばず、暫定的に各クラブが放映権を販売することになっています。


今回、改めて一括管理の契約が結ばれたことにより、1部リーグの全16クラブに対して1,000万バーツ(約4,200万円)が分配されるとのことです。

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