DAZN、今季もW杯予選&オリヴェイレンセ戦を配信。
DAZNは、2026年FIFAワールドカップ・アジア最終予選を全試合配信すると発表。アウェー戦については独占となります。ホーム戦については直接の言及はありませんが、従来通りテレビ朝日にサブライセンスを出すものと推定されます。
DAZNはAFCと2028年まで契約を結んでいるため、この件は既定路線です。ACLについても同様に2028-29シーズンまで契約があります。
前回の最終予選ではアウェーのオーストラリア戦で決着したことによりいろいろと論争がありましたが、もともと契約で決まっていることですから、それを覆してアウェーでも地上波で放送するとなれば、それなりの対価を頂戴することになるのは必然です。今回はまたオーストラリアと対戦しますし、中国・インドネシアは時差が少ないため、DAZNにとってはいい条件となります。
もうひとつ発表がありまして、カズこと三浦知良選手が昨シーズン在籍したポルトガル2部・オリヴェイレンセの試合が今シーズンも配信されます。「DAZN Freemium」で全試合無料配信するとのことです。カズ選手は帰国しましたが、引き続き若い日本人選手が在籍します。
オリヴェイレンセのオーナーは横浜FCと同じONODERA GROUPであり、この配信もONODERAの協力によって実現しているものです。おそらく放映権料を負担しているのでしょうし、それに加えてスポンサーマネーも提供しているかもしれません。
ポルトガルリーグは欧州では珍しく放映権が一括管理ではなく、クラブ管理となっています。現在一括管理に向けて動いていますが、まだ先の話です。
ただ、海外向け放映権については地元の放送局であるSPORT TVが一括販売しているため、DAZNの仕入れ先としては1部リーグと同様にSPORT TVになるものと考えられます。その場合、アウェー戦についても配信できるのがメリットであり、ONODERAはアウェー戦の分も負担するということになります。
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