WEリーグ、役員大刷新へ。読売新聞が復活。
WEリーグと読売新聞東京本社が、オフィシャルメディアパートナーズ契約を結んだと発表されました。すでに7月から契約が始まっており、2026年6月までの2年契約となっています。
かつてはヴェルディやベレーザを運営し、Jリーグ創成期の「川淵チェアマンvs.ナベツネ」はもはや語り草。現在もベレーザは読売グループの日テレが冠スポンサーだという縁があるものの、そんな読売新聞がここに来て登場するというのはなんとも感慨深い。
すでに契約が始まっているので、読売にWEリーグの記事が増えているのかと思いましたが、いまのところ数としてはそんなに多くはなさそう。ベレーザの岩清水梓選手が登場したポッドキャストが目立つくらいか。ここは今後に期待したいところ。
本来はこれで記事を終わらせるはずだったのですが、同じ日にさらに大きな発表が行われたのでこちらも取り上げざるを得ません。WEリーグの次期役員候補が発表され、髙田チェアマンが退任し、Jリーグの野々村チェアマンが兼任。そしてJFAの宮本会長が副理事長となる案が示されました。
また、専務理事候補の安達氏を除き、新理事はすべて「非常勤」と記されています。ですから、実務は安達氏が取り仕切るものの、実質的にはJリーグとJFAによるテコ入れと言えます。
この人事案の是非についてはまだ語れる段階にはありませんが、今シーズンからWEリーグはSOMPOが冠スポンサーとなり、またカップ戦にもクラシエがつきました。髙田チェアマンにとっては一定の道筋をつけたうえでの退任ではと。もちろん集客面での課題は大きいですし、放映権の海外販売にも取り組んでいく必要があります。
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