DAZN、11月の日本代表戦を無料開放へ。

DAZNは「100万回パスをつないで みんなで#代表みようぜ」と称する新企画を発表しました。


X(旧Twitter)でハッシュタグ「#代表みようぜ」を付けたポスト、およびそれらの「いいね」やリポストの数を集計し、100万回を超えると11月に独占配信を予定しているワールドカップ予選「インドネシアvs.日本」「中国vs.日本」の2試合が無料開放されるとのこと。


なお、無料になるのは「FAN ZONE」枠であり、通常の実況・解説が入った枠は引き続き有料となります。この点ではいちおう有料会員への配慮を示した形です。

今回のキャンペーン対象はXに限定されており、他のSNSでは実施されません。現在のDAZN Japanの笹本CEOは旧Twitterから移籍しており、これもまた配慮でしょうか。自らがよく知っているものを対象とするのがもっとも分かりやすいということでしょう。


で、「100万パス」の目標が達成されるかという点については楽観的です。最初から到達可能なラインで目標が設定されていると考えられます。

今回のキャンペーンは笹本CEOと、JFA宮本会長の対談によって決定されたと書かれています。対談の内容と動画はスポーツナビに掲載されていました。


実際のところ、それ以前から話は進んでいたものと考えられます。トップが登場するのは最後の詰めの段階です。有料だったものを一部とはいえ無料開放するわけですから、DAZNにもそれなりのメリットが必要だと考えられます。それが何なのかは今後明らかになっていくでしょう。

ワールドカップ予選の放映権はAFCの管轄ですし、JリーグもJFAとは独立した組織で運営している以上、JFAがDAZNに介入できる部分は限られています。とは言っても、電通との絡みもありますし、WEリーグは最近になってJFAとJリーグが介入する形で体制が再構築されましたから、今後は彼らの関係性にも変化が生じてくるのでしょう。

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