DAZNに敗訴のブンデス、再入札実施へ。
ブンデスリーガを運営するDFLは、ドイツ国内における次期放映権の入札をすべてやり直すと発表しました。新たな締め切りは11月25日以降に設定されており、年内の決着を目指しています。
4月に発表された1回目の入札結果についてDAZNが提訴し、ドイツの裁判所はDAZNに有利な裁定を下しました。複数あるパッケージのうち、DAZNが抗議したのは1部リーグでもっとも試合数が多い「パッケージB」なのですが、リーグ側はパッケージBの入札のみをやり直すのではなく、すべてリセットすることを選択しています。
パッケージの枠組みなど入札の進め方については変更ありません。詳細については、2月に当ブログで記事にしていますので、そちらをご参照ください。
1部リーグの有料放送に関するパッケージはA~Dまでの4個が設定されていますが、DAZNがパッケージB、それ以外(A,C,D)はSkyが獲得するのが既定路線になるものと想定されます。
DAZNが現在保有する権利はパッケージDなのですが、今回はDの試合の一部がBに移動したため、Bの獲得に執念を燃やしています。しかし、そこからさらに拡大させる意志はなさそうです。横からさらう第三者が現れるかも注目ポイントとなります。
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