DAZN、バスケ・ユーロリーグ女子を配信。

DAZNはバスケットボールのユーロバスケ女子(EuroLeague Women)とグローバルの配信契約を結びました。毎節2試合が無料で配信されるとのことです。この大会はヨーロッパの主要16クラブによって争われる大会で、欧州CLのバスケ版だと考えて頂ければ分かりやすいかと思います。

DAZNは、FIBAと長期にわたるパートナーシップを築いており、FIBA主催の国際大会を多数配信しています。また、FIBA公式のストリーミングサービス「Courtside 1891」をDAZNのサービス内に取り込んでいます。


ユーロリーグ女子を主催するのはFIBAの下部組織にあたるFIBAヨーロッパです。既存の契約には含まれていないものの、新たな契約を結ぶハードルは高くなかったと想像します。

そのおかげで、現在DAZNの番組表をみるとカオスな状態です。日本が参加しているアジアカップ予選のほか、各大陸の大会がずらっとラインアップされています。アジアカップ予選はDAZNの通常契約で視聴できますが、サムネイルに鍵がついている大会は「Couriside 1891」への加入が必要となっています。


よく見ると、11月21日にユーロリーグ女子の2試合が配信されており、鍵もついていません。つまり、もう配信が始まっているわけですが、このカオスの中から見つけるのは至難の業です。

最近のDAZNは女子スポーツを新たな鉱脈として積極的に動いているようですが、女子サッカーについてはすでに競争が激化しており、順調に放映権の獲得が進んでいるわけではありません。


サッカーの女子欧州CLについては、UEFAとの4年契約が今シーズンで終了する予定です。現在はDAZNとUEFAが直接交渉によって契約していますが、UEFAは次のサイクルに向けて新たな代理店と契約しており、ここも簡単には行かないでしょう。ということで、FIBAとの関係を重視してバスケに目を向けたのはある意味自然な動きとも言えます。

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