WWEネットワーク、米国外で終了へ。

WWEのストリーミングサービスである「WWE Network」は、2025年1月1日をもってサービスを終了し、以後Netflixに移行することを明らかにしています。

Netflixは、2025年からアメリカ・カナダ・イギリスなどで「RAW」の独占契約を結んでいます。また、その他の国ではRAWだけでなく「SmackDown」「NXT」、そしてPLE(プレミアムライブイベント)についても配信するとしています。それゆえ、過去のコンテンツについても必然的にNetflixに移行することになります。

ただ、すべての国で一律の対応というわけではなく、ドイツやベルギーでは引き続きWWE Networkが維持される見込みとも報じられています。これは既存の契約がまだ有効であることを示しています。


また、フィリピンではディズニーがWWEとライセンス契約を結んでいますが、最近になってWWE Networkが復活したと報じられています。つまりディズニーとの契約は終了したものの、その次はNetflixへの移行ではなく、いったん自社に戻したということでしょうか。

日本では2023年10月からABEMAがWWEを配信しています。もし、他国と同様にNetflixに移行するのだとしたら、1年3か月という短期間での契約だったことになりますが、さすがにこの期間での契約は結ばないのでは・・・とも思います。


具体的な期間が公表されていないのでなんとも言えないところですが、ここはABEMAの正式発表を待つしかないでしょう。

なお、アメリカ国内では2021年からNBCユニバーサル傘下の「Peacock」の中でWWE Networkが提供されています。NBCユニバーサルはRAWの放映権を失ったものの、替わりにSmackDownの放映権を獲得することとなり、しばらくはPeacockでの提供が継続するものと考えられます。

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