ラ・リーガ、未払いの中国SSMに勝訴。

ラ・リーガは、放映権料の未払いで提訴していた中国のSuper Sports Media(SSM)に勝訴したと報じられています。中国・武漢の裁判所はSSMに対し、未払い分の4,500万ユーロと延滞料200万ユーロを支払う判決を下したとのこと。

ラ・リーガとSSMは2019-20シーズンから6年契約を結んでいましたが、コロナ禍と中国のサッカーバブル崩壊により、2022-23シーズンの前に契約を破棄していました。今回は中国の裁判所で判決が出たというのが大きいですね。ただ、回収するのは大変だと思います。


先日サウジアラビアが2034年のワールドカップを開催すると発表されましたが、本来であれば中国がこの座につく計画だったはずです。明暗くっきりです。

SSMの親会社であるDDMCは、AFCの代理店だったFMAの親会社でもありました。ですから、日本におけるAFCの放映権高騰にも噛んでいたわけです。その後FMAは転落し、AFCとも契約を破棄されることになります。

また、DDMCはラ・リーガ2部に所属するグラナダCFのオーナーでもあります。昨シーズン降格しグラナダにとっては踏んだり蹴ったりの事態です。身から出た錆とはいえ、よりによってラ・リーガから支払いを求められているわけです。

ちなみに、現在中国におけるラ・リーガの放映権は国営放送にあたるChina Media Groupが獲得しており、毎節2試合を無料で放送。また、ストリーミングのiQiyiでも有料で配信されているとのことです。

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