全米視聴率ランキング & Netflixの視聴者数

昨年(2024年)、アメリカのコンテンツの視聴者数ランキングを「Sportico」が掲載していますので、今回はこちらを取り上げます。テレビとライブ配信の視聴者が対象となっています。

1位は当然ながらスーパーボウルで、視聴者数は1.2億人を超えています。また、上位100のコンテンツのうち、72をNFLが占めています。もっとも、昨年はオリンピックと大統領選挙がありましたので、これでも少ないほうです。一昨年(2023年)は93でした。

さて、Netflixが年末年始に行ったライブ配信の視聴者数が公表されていますので、こちらも簡単にまとめることとします。

まずは12月25日に配信されたNFLの2試合です。

• 第1試合(チーフスvs.スティーラーズ): 全米2,410万人、グローバル3,000万人
• 第2試合(レイブンズvs.テキサンズ): 全米2,430万人、グローバル3,130万人

上記のランキングでは、第2試合が37位、第1試合は42位にランクされています。レギュラーシーズンの試合としては高い注目を集めたと言えます。課金のハードルはそんなに高くないようにも見えます。

また、アメリカ以外でも600～700万人が視聴した計算になりますが、この評価は難しいところです。NFLとしては物足りないのかもしれませんが。

また、1月6日に配信されたWWE「RAW」は、全米で260万人、グローバルで490万人の視聴者だったと発表されています。昨年のRAWの視聴者数は平均で120万人だったとのことで、倍以上の数字となっています。Netflixによる最初の放送ということで、時間枠も拡大し豪華なコンテンツを作っていました。

なお、グローバルと言っても、日本を含む92か国では配信されていません。配信された国ではなく、されていない国をカウントするのはさすがNetflixといったところです。