DAZN、リーグ・アンへの支払いに応じる。
DAZNがリーグ・アンに対して放映権料の一部支払いを拒否していた件について、本来2月15日が期限だった3,500万ユーロが改めて支払われたとのこと。当初は2月末に裁判所から命令が出る予定でしたが、リーグ側はDAZNへの法的手続きを取り下げています。
また、リーグ側は今シーズン終了時を期限とする1億4,000万ユーロの請求についてもいったん保留としています。つまり、放映権料の減額について実質的に譲歩した形となっており、改めてDAZNとの協議の場が持たれることになります。
DAZNはリーグ側を逆提訴しており、総額5.73億ユーロの損害賠償を要求しています。この件について具体的な動きはまだ出ていませんが、おそらくこちらも取り下げられるのではないかと思われます。
料金が高すぎるとの批判を受け、DAZN側も新たな施策を打ち出しています。2月には4か月で69ユーロという新たなプランを登場させました。さらに、26歳以下の顧客を対象に月額10ユーロのオファーを開始したとのことです。
今後は直接の話し合いによって事態を収拾することになりますが、再度決裂すればまた法廷に舞台が移されることになります。まだまだ予断を許しません。
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