カジノに続きアダルト系広告が問題に。当ブログも?

料理レシピなどを掲載しているWebサイトに性的な広告が表示され、運営元が謝罪するケースが続いています。「オレンジページnet」に続き「クラシル」も謝罪したとのこと。


スポーツ系の配信サービスでもオンラインカジノへと誘導する「無料版」サービスの広告が話題となりました。そして、少額ではあるものの広告掲載により収入を得ている当ブログにとっても、これらの問題は決して無関係ではありません。

当ブログではGoogle Adsenseを導入しています。Adsenseでは基本的にアダルト系の広告は出ないはずなのですが、実際には電子コミック系の広告などできわどい表現のものが存在しますし、またGoogleによるチェックが事後になることから、すり抜けてしまうものも存在するようです。


上述のオレンジページnetくらいの規模のサイトになれば、Adsenseに頼らずとも自社で広告を獲得することはできるかと思いますが、補完的な意味で別のアドネットワークと契約しているものと思われます。その場合、同様にすり抜けてしまう広告は出てきます。


Adsenseには「ブランド保護」という機能があり、あらかじめ掲載を希望しない広告主のカテゴリを設定することができます。また「広告レビューセンター」というメニューから実際に掲載された広告を確認することができ、事後ではありますがブロックすることも可能です。

アダルトやオンラインカジノといった広告は、一般的に単価が高い広告です。消費者金融などもそれに含まれます。ですから、どれをブロックし、どれを許可するのかは売上に直結する問題です。運営するWebサイトの客層に合うかどうか、ブランドイメージを傷つけないかといった要素を鑑みて判断することになります。


また、それ以外にも単価を上げる方法はあります。単価は入札によって決まるので、広告主が高い金額でも入札するようなWebサイトにすればよいわけです。

  • コンテンツ自体の質を上げること
  • コンテンツの内容に見合った客層が訪問すること
  • 客層に見合った内容の広告が出稿されること


といった項目をなるべく満たすようにすれば単価は上がっていきます。当ブログで言えば、スポーツビジネスに興味を持ち、それなりに収入がありそうな人の訪問が期待できます。男性のほうが多いので、アダルトを出したい誘惑にも駆られますが、それよりも継続的にリピート訪問してくださる方を大事にしたほうがよいと考えております。

また、広告の量や出し方にも注意を払う必要があります。当ブログではアクセスした際に画面いっぱいに表示される「全画面広告」はやめることにしました。これも効果は高いのですが、嫌がる人も多く、リピート率を下げることになります。


最近広告はすっかり嫌われがちなものとなってしまいましたが、それでも有益な情報は存在しますし、なくなるものでもないでしょうから、適度な距離で付き合っていくのがよろしいかと思います。

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